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タンデムするならベルトやステップを

タンデムベルトとはどんなパーツ?

多くのバイクは2人乗りができます。
「タンデム」という言葉は2人乗りという意味で、この単語が入ったパーツやアイテムは2人乗りを快適に行うため、もしくは安全にリアシートに乗るためのものと考えることがあります。
タンデムパーツはいろいろあるのですが、タンデムベルトは安全のためによく利用されるパーツです。

タンデムベルトはいろいろな種類があって、メーカーやモデルによって形状が異なります。
基本的にリアシートに乗る人がつかまったり固定したりして、バイクから振り落とされないようにするためのものです。

シートに固定されているタンデムベルトは、同乗者がそれを掴んだりウエスト周りに装着したりした使います。
運転する人と同乗者の両方に結んでつなげるタイプもありあすし、同乗者から運転手に巻き付けるようにして装着するものもあります。
このタイプだとシートに固定されておらず、独立したベルトとして販売されています。

250cc以上のバイクは車検を受ける必要があり、安全保安基準に沿った装備を付けていないと車検をパスすることはできません。
2人乗りできる構造で、車検証にも定員が2人と記載されているバイクについては、必ずタンデムベルトが備わっていることが条件となります。
シートなどに固定されているものでないと車検に通らないので、事前にチェックしておきましょう。

タンデムステップについて

タンデムステップは、リア側に乗る人が足を置ける場所のことです。
いろいろな形状があり、金属製の単なるバーのこともありますし、足を中に入れ込めるようになっているものもあります。
2人乗りできるバイクは最初から装着されていますが、後付けできる製品も販売されています。
というのも、体の小さな女性や子どもが後ろに乗る場合、標準装備のタンデムステップだと足が付かない、もしくはかなり足を伸ばさないといけないことがあるからです。

安全性や快適さを考えて、窮屈な姿勢にならないような位置と形状のタンデムステップを取り付けることができます。
タンデムステップは同乗者が自分の体を支えるのに必要なパーツです。
滑りにくいように表面が溝が入っていたり、ゴムをかぶせていたりするものがベストです。

やはりタンデムステップも定員が2人のバイクでは、取り付けが必須となっています。
車検に出す前に、必ず基準を満たしたタンデムステップが取り付けられているかを確認しましょう。
特に2人乗りができるバイクでも、普段まったくタンデム走行をしない方だとタンデム用のパーツに気を使わないので、破損していたり、邪魔になるので外してしまっていたりすることがありますので注意が必要です。