寒さ対策の必要性
寒い時期にバイクに乗る場合には防寒対策をしっかりとしなければなりません。
寒い中をバイクを運転していると風邪をひいてしまうかもしれません。
それに加えて、体が冷えてしまうと体をしっかりと動かすことができなくなってしまって、バイクの操作がおぼつかなくなってしまいます。
とっさの対応ができなくなってしまうので、大きな事故につながってしまうかもしれません。
体が冷えてしまうと脳への血流が低下してしまいますので、判断力が低下してしまうこともおこります。
判断力の低下も言うまでもありませんが、事故の原因になってしまいます。
また、バイクのスピードがアップすると、それによって体感温度が下がってしまいます。
たとえば時速30キロメートルで運転する場合にはー11度の体感温度の低下になります。
90キロメートルですとー20度の体感温度の低下となってしまうのです。
防寒の方法
防寒対策としてとにかく厚着をするということを考えてしまいがちですが、厚着をしすぎてしまうと体をしっかりと動かすことができなくなってしまうので、バイクの操作に問題がでてきてしまいます。
しっかりとした防寒をすることを考えるのであれば、首、手首、足首の防寒をしっかりとすることがとても重要です。
更には汗に濡れたインナーを着たまま、スピードを出すと、気化熱によって、体温が奪われてしまいます。
汗をかいたらすぐに服を着替えるようにすることもお勧めです。
あるいは速乾性のインナーを利用して見てもいいでしょう。
最新式のウエアですと、バイクの操作性を損ねずにしっかりと防寒をすることができるようになります。
念のために、バイクを運転する前に、バイクの操作性を確認しておくといいでしょう。1
ウエアのつなぎ目などから冷気が入り込まないようにすることも有効な手段です。
発熱グッズの利用
防寒対策として、熱を逃がさないことのほかに発熱グッズを利用することもお勧めです。
カイロを利用したり、伝熱タイプのグローブを利用してみるといいでしょう。
電熱タイプのウエアも市販されるようになっていますので、必要に応じて利用してみることもお勧めです。
体へのエネルギー補給も必要
体を冷やさないようにするだけでなく、温かい飲み物を運転の合間に補給することもお勧めです。
また、温かい場所で休憩をとって、体を冷やしきらないようにする方法もあります。
防寒対策をしっかりとしていれば、寒い冬の時期であってもバイクの走行を楽しむことができます。
冬の雄大な景色を楽しみながらのバイクの運転は非常に楽しいものです。
路面の凍結の可能性も冬場はありますので、その対策もしっかりと行っておきたいものです。